税務調査の反面調査とは?

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税務調査の反面調査とは?

税務調査の手法の一つに、反面調査と呼ばれるものがあります。この反面調査は、帳簿の調査だけでは実態を解明するのが難しいと判断された場合に行なわれる税務調査のことです。
実際に、反面調査の実施が必要となる状況は幾つかあります。脱税が発覚した場合や脱税の疑いがある場合は当然のこと、ほかにも本調査の時にふさわしくない態度が見られた場合などがあります。例えば、調査官の質問に故意に答えないこと、帳簿の提示を求められてもそれに応じないことといった非協力的な態度を取った場合などです。また、不誠実な態度が見られることも、反面調査の対象となる場合があります。これには、調査官からの質問に答えはするが真実を隠している、また繰り返し要求されないと帳簿などを提示しようとしないといった態度が含まれます。さらに、帳簿の記載が不備また不正確であったり、必要書類がきちんと保存されていないといった場合などです。このような事態がみられる場合に、税務調査官は、これだけでは実態が解明できないと判断し、反面調査を実施することに決定することでしょう。実際、反面調査が実施された結果、過去の不正行為が発覚したというケースもあります。
覚えておきたい点は、一般の税務調査の場合は、事前の連絡があり準備ができますが、反面調査の場合事前の連絡はないということです。書類の改ざんなどが行なわれることがないよう、突然来社し調査するというのが一般的です。それで、来社の目的を尋ね、ふさわしく応対しましょう。